日 時 : 2013年12月 8日 13時00分〜16時00分
場 所 : 三重県立城山特別支援学校 視聴覚室
参加人数 : 27名
概 要 : @ グループ討議
(1)正会員によるグループ討議・各々の実践の報告や悩みを話し合いました。
・「フェイズ3・4と進むがそれ以降進まない」」→「マニュアルをしっかり読み、生活の中で実践していく」
「感情語をどう指導したら良いか」→「感情語は実生活の中で指導していく」
「カードの準備が大変」→「カードは作りだめをする」等の意見交換をしました。
(2)準会員へのPECSガイダンス
・準会員がPECSに興味を持ち、ワークショップ受講に結びつくためのガイダンスを門先生にしていた
だきました。
・「PECSの概要や有効性、他の重要なコミュニケーション学習のお話は、とても参考になりました」
と準会員の方が感想をおしゃってみえました。
A J児のコミュニケーション学習デモ
・現在6年生の児童の絵カードコミュニケーションのデモを行いました。
フェイズ2の学習を行ってくださいました。
・好子のお菓子で学習が進みました。
B デモによる事例検討
・デモを行った後、事例検討を行いました。
・「フェイズ2でなかなか自発的に前に進めない子がいる。
カードを置く机を(右が聞き手なら)右側に置き、出やすいようにする」
「コミュニケーションパートナーとプロンプターは計画的に交替する」
「プロンプターは必要なプロンプトを行う」
「学習の中で、指示に従う・選択等、いろいろなコミュニケーション課題を入れていく(マニュアル
P365」等のご意見をいただきました。
《ポイント》
◇ 効果的な学習が行える「環境」を整えることが大切(構造化や刺激の制御等)。
◇ 学習や実生活の中でいろいろなコミュニケーション課題(指示に従う、選択、待つなど)を入れながら
とりくんでいく。