日 時 : 2014年 5月11日 13時00分〜17時00分
場 所 : 三重県立特別支援学校 西日野にじ学園 中学部木工室
参加者数 : 25名
概 要 : @ 事例発表
・事例1(支援学校の実践:フェイズ4と「待つ」学習の実践発表)
「待つ学習は、好子の貯金を十分行った後で、1秒 → 2秒と少しの時間から始めることが重要」と
ご助言いただいた。
・事例2(支援学校の実践:フェイズ3の実践報告)
「弁別」学習は、対応チェックを定期的に行うことの重要性を学んだ。
・事例3(小学校支援学級の実践)
学習がどんどん進み、フェイズ5・6を実践。担任や支援員との連携の難しさが課題にあげられた。
動画を撮影し、視覚的な情報を共有することが重要と確認した。
●3つの事例から以下のことを再確認した。
このことは、どの事例についてもあてはまる内容なので、キーワードのみまとめたい。
T マニュアルをしっかり読む
U データ収集を定期的に行う(動画や記録)
V 般化を計画する
W 成功事例を支援者で共通理解する→支援の拡大
A 情報交換 ・参加者全員に現状報告をしていただいた。
B 門先生・久賀谷先生 ご助言
・事例の中でその都度、ご助言いただいた。
・ピラミッド教育アプローチの改訂版(翻訳)が秋頃出版予定。
前回は「自閉症」が対象であったが、今回は「全ての子どもたち」と対象が拡大になった。
ピラミッド教育アプローチが万人に有効であるということ。初めから「般化」や「プロンプト」、
「エラー修正」を計画するすばらしいアプローチ。
支援学校のみならず、支援学級の先生にも必ず役に立つので、お読みいただきたい。
《ポイント》
◇ マニュアルを何度も読む。マニュアル → 実践を繰り返す。
◇ 定期的にデータ収集する。
◇ 成功事例を共有し合う。